家族崩壊 ひとは独りでは生きられない 久保田信之 (著)

本の紹介

いま日本では、会話のない親子、熟年離婚や国際離婚などが増加し、家庭・家族が崩壊の危機に瀕している。多くの家庭問題の解決に携ってきた著者が、さまざまな実例や、アメリカ・台湾の家族に対する考え方を紹介しながら、文化の凝縮ともいうべき家族のあり方を問う。壊れかけた「日本の家族」を蘇らせる本。

家族崩壊

目次

第1章 現代の家族の苦悩
第2章 アメリカにみる夫婦・家族の苦悩
第3章 中華民国・台湾にみる夫婦・家族のあり方
第4章 「家族」をめぐる文化的背景
第5章 日本に「家族」を再建するために

著者プロフィール

久保田信之昭和11年東京生まれ。学習院女子大学教授。アジア問題懇話会代表幹事、日華大陸問題研究協会理事としても活躍。昭和63年、最高裁より東京家庭裁判所家事調停委員を任命され、多くの夫婦・家庭間のトラブルの調停にあたっている。主な著書に『断絶の修復』(芸林書房)『神なし個人主義』(振学出版)などがある。
  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA