癒しのガーデニング 菜園が教えてくれた私の人生 バーンスタイン,A.(アーリーン) (著) , 上原ゆうこ (訳)

本の紹介

子供との死別、夫との心の溝に苦しんだ著者が、庭仕事を通して“いのち”を育み癒す自然の愛に触れ、本当の自分と夫との絆を取り戻していく心の旅を綴った「癒しのエッセイ」。

癒しのガーデニング

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みんなのレビュー

一人の女性が成長していく心の旅が書かれています

二人の子供を亡くし傷ついた著者が、ガーデンニングを通して少しづつ心を癒し、いのちを育みながら自然の中からたくさんの気づきを得ていく様が書かれています。やがてすれ違った夫婦の絆も少しづつ取り戻していく様子に感動を覚えました。

「苦しみをなくすためには抵抗せずにその苦しみを抱きしめてやらなければならない。そうすれば苦しみは自然に消えてゆく。人はみなその人なりの速さで成長する。」

目次

種子
肥沃な大地

採集する/草とり/根づく/せん定/空間をあける/ひとり旅

目ざめる/芽を出す/耕す/種まき/なるがままに任せる/信じて待つ/広がる/前向きに考える

厄介ものについて考え直す/探検する/観察する/開く/夢/許す

収穫/分かちあう/ふたたび、なるがままに/ふたたび、開く/愛する/ふたたび、せん定
実りと収穫

プロフィール

バーンスタイン,A.(アーリーン)
心理療法家・写真家。UCLA卒業後、サンフランシスコ州立大学で写真の修士号、ソノーマ州立大学でカウンセリング心理学の修士号を受ける。現在は主に、子供や家族を亡くした女性のためのカウンセリングに従事している。その背景にあるのが、本書で述べられる彼女の菜園とブドウ園での心の成長の体験である。
上原ゆうこ
神戸大学農学部卒業。農業関係の研究員。広島県在住。専門分野は自然科学、農業、コンピュータ関連。訳書に、バーンスタイン『癒しのガーデニング』(日本教文社)がある。
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