新版 栄える生活365章 谷口雅春 (著)
著者の提唱する生活法は、心の法則の活用法であり、単なる観念論ではない。この生活方法を実生活に応用すれば、必ず具体的効果があらわれ、限りない繁栄が約束される。
(新版化にあたって、活字を大きくし、文字遣いを正漢字・歴史的かな遣いから常用漢字・現代かな遣いに改め、より読みやすくなりました)
著者は、栄えるとは豊かに生きること、物質やお金が必要以上に流れ込むことではなく、心が豊かになるということだと述べています。
ではどうすれば豊かになるのか―著者は、富と繁栄は「宇宙の心」から、祈りと言葉の力によって引き出されてくると説いています。
「あなたのいる処に神は在し坐すのであると信ぜよ。信じて、あなたの希望を提げて神に、その希望を委託せよ。あなたの側に今現にい給うところの神に対して話しかけよ。『この問題が成就したら、これはこのような結果になるのです。成就の途中はこのようにしたいと思うのです。ここの処に使う資本が足りないのです。』微に入り細に入り、神想観中に黙然によって具体的に話すがよい。神をしてあなたの計画に賛成せしめることができるような計画ならば、それは本当に正しい計画であり、その計画の成就に必要な資本も協力者も自然に集まって来るに相違ないのである」(17ページ)
本当の富は他人を犠牲にしないし、持っていても苦しなくなることもありません。奪って得たものではないからです。 この本によって、広い宇宙のすみずみに働いている神からの繁栄の力を呼び出してください。
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目次
第一篇 平和と繁栄の雲を招ぶ
第二篇 幸福と繁栄の根本原則
第三篇 神を自分の父として
第四篇 自己の尊厳を自覚して
第五篇 今、神の祝福を受けて
第六篇 幸福に生きる根本道
第七篇 完全なる実相の実現を目指して
第八篇 ”絶対者”を生きる
プロフィール
谷口雅春 「生長の家」創始者。明治26年(1893)11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村(現在の神戸市兵庫区)に生まれる。旧名=正治。大正3年(1914)、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年(1930)3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』(全10巻)『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』(全12巻)『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩(のちにお経となった)「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年(1985)6月17日、ご逝去(満91歳)。全著作一覧 |
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