新版 生活の智慧365章 谷口雅春 (著)
罪の観念による自己処罰をやめ、真に幸福になるために、人間の本質を、実生活に即した真理として説く本書は、日ごとにあなたの潜在意識を変え、人生を前進する勇気と智慧を与える。
(新版化にあたって、活字を大きくし、文字遣いを正漢字・歴史的かな遣いから常用漢字・現代かな遣いに改め、より読みやすくなりました)
365章が12篇に振り分けられて本書では、さながらカレンダーをめくるように、生活に即した真理の言葉を日々読み進め、智慧を身につけることができます。
智慧について生長の家創始者である著者はこう書いています。「智慧の本質は想念である」「智慧によって、混沌を支配し、それを或る目的に向かって秩序立てて行く」(50ページ) 本書により潜在意識が改められ、無限の可能性が発揮できるのです。そのことが優しい、励ますような言葉で説かれている部分を引用してみます。「あなたが成就しようと欲する事柄にもっと自信を持ちなさい。本当にあなたの欲する事柄が義しいものである限り、それは既に実相世界に存在する“存在の秩序”が現実化してあらわれようとする衝動であるのですから、必ず成就するのです。何故なら実相世界の“無限の力”がバックとなって、その事柄を現象世界に推し出そうとしているのだからです」(106ページ)
「生命」「歓喜」「繁栄」「健康」をもたらす永遠の真理が、泉のように湧きいでてる本書をこの機会にぜひご一読ください。さらに一日一章を継続して読まれることをおすすめします。
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目次
第一部 生命の泉
第一篇 “神”を生活の中に生きるには
第二篇 自己の本質を知るには
第三篇 運命をひらくには
第二部 歓喜の泉
第四篇 幸福はどうしてくるか
第五篇 悦びはどうしてくるか
第六篇 智慧はどうしてくるか
第三部 繁栄の泉
第七篇 無限の供給を受ける道
第八篇 失敗から立ち上る道
第九篇 豊かさを得る道
第四部 健康の泉
第十篇 肉体の苦痛はどこからくるか
第十一篇 治癒する力はどこからくるか
第十二篇 若さと元気はどこからくるか
著者プロフィール
谷口雅春 「生長の家」創始者。明治26年(1893)11月22日、兵庫県兵庫県八部郡烏原村(現在の神戸市兵庫区)に生まれる。旧名=正治。大正3年(1914)、早稲田大学文学部英文科中退。求道生活に入る。昭和5年(1930)3月に「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」誌を創刊。これが生長の家のはじまりである。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。上記、雑誌記事をまとめた『生命の實相』は通算1,900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。このほか『真理』(全11巻)『谷口雅春著作集』(全10巻)『新選谷口雅春選集』(全20巻)『新選谷口雅春法話集』(全12巻)『法華経解釈』『人生読本』等、400冊以上の著書がある。また神示には「七つの燈臺の點燈者の神示」などがあり、霊感に導かれて綴った自由詩(のちにお経となった)「甘露の法雨」「天使の言葉」などがある。昭和60年(1985)6月17日、ご逝去(満91歳)。全著作一覧 |
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