生長の家総裁・谷口雅宣先生の小説などをご紹介!

本の紹介

こんなところに……

その物語は一通のメールから始まった……

 見知らぬ女性からの突然のメールを契機に主人公の心境が明るく変化していく様子を描いた表題作「こんなところに……」ほか、全25編を収めた、2003年刊『神を演じる人々』に続く短編小説集。
 前作の短編小説集では、先端医療技術がもたらす生命倫理問題が主なテーマだったのに対し、今回は、言葉の力、善と悪、生命倫理、生物多様性など、現代人が直面するさまざまな問題を、小説、ショートショート、童話等の形で軽妙に描かれ、著者のイラスト9点も添えられている。
 さまざまなテーマが多彩な表現方法によって描かれ、文章表現の面白味を味わいながら、現代の課題について深く考えさせられる1冊となっている。

秘境

森にひとり棲むその少女は、
ひとりの新聞記者の人生を変えた――
人と自然の未来を問いかける、感動のエコロジー小説!

東北の山中で生き続けてきた、自然の「化身」のような少女と、彼女を現代社会に連れ出そうとする新聞記者との魂の交流。
二人を待っていた運命とは……?

凡庸の唄

「大自然讃歌」「観世音菩薩讃歌」につづく、人間讃歌!

凡庸は知っている。世の中には、他より先に行くことよりも大切なこと、他と競うよりも別の楽しみはいくらでもあると――。先を急いで心を閉ざさず、横方向に意識を広げて、「周囲の豊かな世界、豊潤で知恵に溢れた地球世界」を味わい、楽しむ、凡庸の視点をもった生き方の価値を称えた感動の長編詩。

谷口雅宣
1951年、東京都生まれ。青山学院大学法学部公法学科卒。米国コロンビア大学修士課程修了(国際関係論)。産経新聞記者として横浜勤務を経て1990年、生長の家副総裁。2009年、生長の家総裁に就任。著書に『大自然讃歌』『観世音菩薩讃歌』『万物調和六章経』『人類同胞大調和六章経』『神さまと自然とともにある祈り』『二百字日記 1』『宗教はなぜ都会を離れるか?』『生長の家ってどんな教え?』『次世代への決断』『“森の中”へ行く』(共著)『衝撃から理解へ』『日々の祈り』短編小説集『こんなところに…』『今こそ自然から学ぼう』『太陽はいつも輝いている』『日時計主義とは何か?』『目覚むる心地』『心でつくる世界』『ちょっと私的に考える』『神を演じる前に』(以上、生長の家刊)、『凡庸の唄』『秘境』『神を演じる人々』(以上、日本教文社刊)、『小閑雑感シリーズ 全20巻』(世界聖典普及協会発売)、翻訳書に『叡知の学校』『もう手足がなくたって』(以上、日本教文社刊)、監修書に『“新しい文明”を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』『“新しい文明”を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」』(生長の家刊)など多数がある。ブログ=「唐松模様」を執筆している。
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