前世を記憶する子どもたち2 ヨーロッパの事例から スティーヴンソン,I.(イアン) (著) , 笠原敏雄 (訳)

本の紹介

ある日突然、ヨーロッパの子どもたちが語り始めた過去世の記憶……。 人間の「生まれ変わり」の真実に迫った画期的研究!

ロングセラー『前世を記憶する子どもたち』で南アジアなど8文化圏の生まれ変わり事例を多数紹介した著者が、今回はヨーロッパ11カ国から厳選した40例の驚くべき前世の記憶をはじめて詳細に報告。人間の死後生存を読者に確信させる劇的なエピソードを多数収録した、40年以上の調査に基づく生まれ変わり研究の新たなる名著。人間の死後生存の、新たなる証拠がここにある!

前世を記憶する子どもたち2

【本書に登場する人々の実例より】
*ジェイムズ・フレイザー(イギリス:前世は16世紀スコットランド高地での戦いに参加した戦士?)
*カール・エドン(イギリス:前世は第二次世界大戦のバトル・オブ・ブリテンで、同地域で撃墜されたドイツ空軍のパイロット?)
*デヴィッド・ルウェリン(イギリス:前世はユダヤ人で、ナチの強制収容所で死亡?)
*グレアム・ルグロ(イギリス:前世は1930年に墜落したイギリスの飛行船R101の乗員?)
*ジリアン・ポロックとジェニファー・ポロック(イギリス:同一家族の双子の姉の生まれ変わり?)
*ヘルムート・クラウス(オーストリア:前世は第一次世界大戦のイタリアで戦死したウィーン在住の将軍?)
*ゲデオン・ハイハー(ハンガリー:前世はアフリカの部族民?)
*パーヴォ・ソルサ(フィンランド:前世は父親に撲殺され、異父兄弟として生まれ変わる?)
*トマス・エヴァンズ(イギリス:前世は中世の時代に修道僧に絞首刑にされた異端者?)
*ウィニフレッド・ワイリー(イギリス:前世はワーテルローの戦いで奮戦した英軍将校?)
*ジョン・イースト(イギリス:前世は19世紀のビルマ戦争で現地の愛人に刺殺された若き将校?)
*トラウデ・フォン・フッテン(ドイツ:前世は十字軍遠征で夫を亡くした、11〜13世紀ドイツの孤独な女城主?)
*ルプレヒト・シュルツ(ドイツ:前世は19世紀末に破産して自殺した、ドイツの港町の海運業者?)
*ヘンリエッテ・ルース(オランダ:前世は18世紀のスペインの大画家ゴヤの晩年の愛人の娘?)……他

目次

序言/読者の方々へ
第1部:ヨーロッパ人の生まれ変わり信仰
第2部:二〇世紀初頭三〇年間の未調査例
  ・事例報告
  ・古典的事例に関するまとめ
第3部 二〇世紀後半に調査された事例群
  ・事例報告――子どもたち
  ・事例報告――反復する夢や鮮明な夢
  ・事例報告――その他
第4部:全般的考察
付録――本著でふれられた事例報告の一覧
参考文献/索引

プロフィール

スティーヴンソン,I.(イアン)1918年、カナダ・モントリオールに生まれる。44年、マッギル大学医学部卒業後、ルイジアナ州立大学精神科を経て、57年、ヴァージニア大学精神科主任教授に就任、61年に、生まれ変わり型事例の実地調査を開始。68年、同大学に超心理学研究室(1987年に人格研究室と改称)を開設。2002年に研究室の責任者を退いた後も、精力的に研究を続けている。現代超常現象研究の最長老のひとり。
笠原敏雄1947年生まれ。早稲田大学心理学科を卒業後、北海道や東京の病院で心因性疾患の心理療法を続け、96年、東京都品川区に〈心の研究室〉開設。著書に『幸福否定の構造』(春秋社)、『希求の詩人・中原中也』(麗澤大学出版会)その他が、訳書に『前世を記憶する子どもたち』『生まれ変わりの研究』『超心理学史』『新版「あの世」からの帰還』『続「あの世」からの帰還』(以上、日本教文社)その他がある。
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